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「ぶどう」からできる「ワインビネガー」と「バルサミコ酢」
2022.02.06シェフのとっておき
みなさま、突然ですが・・・
「ワインビネガー」と「バルサミコ酢」の違いって知っていますか?
両方とも原料はぶどう果汁から作られているのですが、
製造方法が大きく異なります。
「ワインビネガー」とは、ぶどう果汁から造られる「食酢」のこと。
ぶどう果汁をアルコール発酵させた後、酢酸菌で発酵させると、酢に変わります。
白ワインから造られる白ワインビネガー、
赤ワインから造られる赤ワインビネガーが一般的ですが、
メーカーによってはシャンパンから造られるシャンパンビネガーや
シェリー酒から造られるシェリービネガーなども存在します。
「バルサミコ酢」もワインビネガー同様、
ぶどうを原料として造られます。しかし、製造方法や熟成期間におおきな違いがあります。
バルサミコ酢は、濃縮した果汁を木樽で長期熟成させる伝統的な製法で造られます。
3~5年熟成の短いものから、10~20年以上熟成されたものまでさまざまで、
熟成期間が長期になればなるほど、味わいがまろやかになり、
コクや甘みが加わります。
(ただ、お値段も比例して上がります・・・・)
今回は、ワインビネガーの使い分けについて少しお話を、
「白ワインビネガー」は、リンゴやレモンのようなフルーティな香りで、
味わいもさっぱりしています。
クセもないので、生野菜のサラダやカルパッチョなどの魚料理にも使いやすい
万能タイプです。
ふだん使用している米酢などの代わりに食卓酢として手軽に使用できます。
「赤ワインビネガー」は、白ワインビネガーよりも果実感があり、コクが増します。
肉料理に合わせやすく少量でも味わいに深みが出ます。
野菜料理の隠し味に使えば、コクと深みが出るので重宝します。
「洋食総菜スター食堂御幸町錦上ル」で販売している
お総菜にも様々なビネガーが使われています。
それぞれの食材を引き立ててくれています。
もちろん、お店にはMaille(マイユ)のビネガーを初め各種ビネガーも大小サイズ取り揃えていますので、
ぜひ一度試してみてください。
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